【三菱電機の就職難易度は？】企業研究からES・面接対策まで徹底解説！！
本記事では、三菱電機の経営理念や、将来性、求める人材についてまとめることで、皆さんの企業研究をサポートします。
また、採用フローや採用大学、配属勤務地・部署についてもまとめており、三菱電機から内定を獲得するためにすべき対策についても紹介しております。
就活生ならだれもが気になる、企業の平均年収や初任給、口コミについてもまとめてあるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
また、三菱電機のような総合電機メーカーの採用資料・採用説明動画を見たい方・難易度が同じぐらいの企業を見つけたい方は、JOBTVを利用してみましょう。
JOBTVは大手PR企業の株式会社ベクトルが開発した就活版Netflixです。
上記は掲載企業の一部ですが、上場企業を中心に大手企業の紹介動画から、選考ルートが用意されています。完全無料で、就活生は一度登録してみるべきサービスです。
企業概要
今回は、総合電機業界大手「三菱電機株式会社(以下 三菱電機)」について解説していきます。
三菱電機は、発電機やエレベーターから家庭用エアコンまで作っている総合電機メーカーです。
日本の総合電機業界では4位のシェアを誇っており、事業の「選択と集中」をいち早く実施し、BtoB分野に注力しています。
そんな三菱電機の基本情報は以下のようになっています。
| 社名 | 三菱電機 |
| 本社所在地 | 東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビル |
| 設立 | 1921年1月15日 |
| 代表取締役社長 | 漆間 啓 |
| 事業内容 | ・重機システム部門 ・産業メカトロニクス部門 ・家庭電器部門 ・情報通信システム部門 等 |
| 資本金 | 175,820百万円 |
| 従業員数 | 25,308名 |
経営理念
私たち三菱電機グループは、たゆまぬ技術革新と限りない創造力により、
引用：三菱電機HP 企業理念
活力とゆとりある社会の実現に貢献します。
上記の企業理念は、次のようなことを伝えています。
三菱電機グループは、創業から100年間培ってきた技術力があります。
その技術を絶えず革新していくことで、電機という社会に欠かせない製品をアップデートし続け、活力とゆとりある 社会の実現に貢献していきます。
将来性
三菱電機は1998年に1000億円を超える巨額の赤字を計上して以来、市場変動の影響を受けやすい事業から撤退し、事業と財務の健全性を保つ「選択と集中」にいち早く取り組んで来ました。
また近年では、経済のグローバル化や社会的な環境意識の高まりを受けて、新興国を中心とした海外市場でも存在感を高めています。
アジア諸国やブラジル等の電機需要が高い新興諸国において、電力システム、交通システム、ビルシステム、ファクトリーオートメーション（FA）システム、自動車機器、空調システムなど多岐にわたる事業それぞれの競争力を高めてきています。
一方で、2021年には全国の工場にて、必要な品質試験を合格していないまま製品を出荷していたという品質不正問題が発覚し、安全性の取り組みに対し不安視する声が上がってきています。
三菱電機はこれに対し、「品質風土改革」「組織風土改革」「ガバナンス改革」の3つを実施することを発表し、再発防止に取り組んでいます。
こうした中、2022年3月期決算で4年振りの増益を見込んでおり、海外市場の需要復活によるコロナ禍からの順調な復帰が伺えます。
海外市場での需要が高まり、安全性への取り組みが十分になされれば、今後も多岐にわたって競争力を持ち続ける総合電機メーカーとして成長し続けるでしょう。
求めている人物像
強い意志を持ち、自ら行動する人
どんなに複雑な社会課題でも、解決の起点となるのは、何よりもまず一人ひとりの強い意志と行動力です。周囲と協働し、より大きな力を生み出す人
多様な個性を持った一人ひとりの力をかけ合わせることで、大きな力が生まれ、難しい困難にも立ち向かえるのです。やりとげる責任感を持つ人
引用：三菱電機HP 採用ページ
逆境にぶつかっても粘り強く挑戦をつづける姿勢、やりとげる責任感が様々な社会課題の解決につながるのです。
絶えず技術革新をし、社会に貢献する三菱電機では、『強い意志を持ち、自ら行動する人』『周囲と協同し、より大きな力を生み出す人』『やりとげる責任感を持つ人』が求められているようです。
サークルやアルバイト等で、目標に向かい責任感を持って、メンバーと協力しながら何かを成し遂げた経験が生きてきそうです。
就職難易度（採用・選考状況）
ここまで三菱電機の経営理念や将来性、求める人物像を共有しました。
続いて本章では、三菱電機の採用大学や採用人数などの採用情報と選考フローについて解説します。
採用大学
22年卒４月入社の現時点での採用実績校は以下のようになっております。
早大22、関西学大、18、同大15、慶大11、明大9、青学大、8、阪大7、神戸大6、南山大6、立教大6、立命館大各6、関大5、中大5、名大5、小樽商大4、上智大4、西南学大4、東北大4、一橋大3、岡山大3、京大3、成蹊大3、法政大3、横国大2、ICU2、北大2、和歌山大2、ダコタ州立大1、義守大1、ウィンチェスター大1、サザンインディアナ大1、愛媛大1、学習院大1、京都教大1、熊本大1、県立広島大1、広島大1、国際教養大1、産業医大1、滋賀大1，昭和女大1、松山大1、神戸市外大1，静岡大1、専大1、大阪体大1、大分大1、津田塾大1、東京外大1、東工大1、東大1、東理大1、東洋英和女学大1、白百合女大1、名古屋外大1
【理系】
参考：就職四季報2024年版
（大）阪大30、早大25、九大19、兵庫県大19、名大19、日大17、芝工大12、東理大12、立命館大12、京大11、大阪府大11、東工大11、東京電機大11、関西学大10、岐阜大10、東大10、岡山大9、筑波大9、九州工大8、奈良女大8、明大8、同大7、法政大7、北大7、愛媛大6、関大6、熊本大6、佐賀大6、山梨大6、神戸大6、青学大6、大阪工大6、東京都市大6、東京農工大6、東北大6、徳島大6、金沢工大5、長岡技科大5、鳥取大5、豊橋技科大5、名城大5、横国大4、慶大4 、三重大4、山口大4、静岡大4、長崎大4、名工大4、和歌山大4、京都工3、繊大3、群馬大3、上智大3、成蹊大3、千葉工大3、千葉大3、大阪市大3、中大3、都立大3、奈良先端科技院大3、福井大3、北陸先端科技院大3、宇都宮大2、岩手大2、金沢大2、信州大2、新潟大2、大分大2、電通大2、他
採用人数
男女別・文理別の採用人数は以下のとおりです。
| 年度 | 大卒(文系) | 大卒(理系) | 院卒(文系) | 院卒(理系) |
| 20年 | 200名 | 660名 | – | – |
| 21年 | 170名 | 560名 | – | – |
| 22年 | 200名 | 500名 | – | – |
| 23年 | – | – | – | – |
また、総合職における男女別の採用人数は以下のとおりです。
| 年度 | 男性 | 女性 |
| 20年 | 700名 | 160名 |
| 21年 | 580名 | 150名 |
| 22年 | 540名 | 160名 |
| 23年 | – | – |
採用予定学科
法学・政策系、経済・経営・商学系、社会・環境情報系、外国語・国際文化系、人文系、教育系、生活科学系、宗教・神学系、医療・保健系、芸術・音楽系、体育・スポーツ系、その他文系、機械系、数学系、電気・電子系、情報工学系、物理・応用物理系、建築・土木系、生物・生命科学系、化学・物質工学系、資源・地球環境系、農業・農学系、水産系、畜産・酪農系、商船系、医学・歯学系、獣医系、衛生医療・介護系、その他理系
引用：リクナビ２０２4「三菱電機：採用情報」
配属勤務地
22年4月入社者の配属勤務先は以下のようになっております。
【総合職】
本社および全国の事業所【技術職】
参考：就職四季報2024年版
本社および全国の事業所
配属部署
22年4月入社者の配属部署は以下のようになっております。
【総合職】
営業、経理・財務、人事・総務、資材、法務 他【技術職】
参考： 就職四季報2024年版
設計開発、研究開発、生産技術情、報技術、品質管理、知財管理、工事技術、技術営業 他
多種多様な大学・学科から採用する予定があることから、どの学科の就活生でも内定を獲得チャンスがあると言えます。
しかし、門が広いということは、全国の就活生の応募が予想されます。採用倍率も相当のものになるでしょう。
採用倍率が高くなることは予想されますが、内定を獲得するチャンスは誰にでもあり、そのためには自己分析をしっかりと行い、ライバルとの差別化を十分に図る必要があります。
自己分析は、ES・面接対策でも必須のものです。
当サイトでも、「自己分析とはそもそも何なのか」「自己分析の目的」「自己分析のやり方」まで解説し、この記事一つ読めば自己分析を完璧にできるものを書いています。
気になる方はぜひ読んでみてくださいね。
https://www.shukatsujobjob.com/?p=1993採用倍率
〇 昨年度の採用人数：730名
〇プレエントリー候補リスト登録人数：61034名
引用：リクナビ2022「三菱電機：採用情報」
三菱電機の採用倍率は約83倍と算出できます。
これはリクナビのプレエントリー人数だけのデータで算出した数字なので、実際の倍率とは異なりますのでご参考程度にお考え下さい。
うまく使うことで志望企業への内定が近づくサービス
ジョブ兄が最もおすすめする就活エージェントです。上手く使用することで、就活を成功させることができます。大手やホワイト企業の紹介もあるので、登録しておくべきサービスです。
JobSpringを上手に使用する方法を解説しているので是非ご一読ください。
三菱電機の新卒採用の選考フロー
エントリーシート
↓WEBテスト
↓適性検査
↓面接
↓内々定
選考フロー自体は一般的なものなので、追加で対策が必要になる項目は特にありません。
WEBテストの形式はSPIで、内容は言語・計数・性格です。
SPIは、様々な企業で採用されているテスト形式のためしっかりと対策をしておくと良いでしょう。
また、面接の対策やESなどのクオリティを上げていきたいという方には、就活エージェントの利用がおすすめです。
無料で就活コンサルタントにESの添削や面接の対策を依頼することができます。
以下の記事では、各サービスの特徴とおすすめ点をまとめてありますので、こちらから自分に合ったサービスに登録してみましょう。
内定獲得のための必須対策
ここまで三菱電機の採用大学や採用人数などの採用情報と、選考フローについて共有いたしました。
続いて本章では、三菱電機から内定を得るためにすべき３つの対策事項を紹介します。
三菱電機でなければダメだという明確な志望理由を示そう
他企業にも当てはまるような志望動機では「うちじゃなくてもいいのでは？」と思われる可能性が高いです。
そのため選考では、確固たる入社意思を伝えるための明確な志望理由が必要となります。
志望理由を考える際は「なぜ総合電機業界なのか」「なぜ三菱電機なのか」「興味のある部門はどこか」「キャリアビジョンは」という観点から、自らの経験と併せて志望理由を明確にしておくといいでしょう。
また、このような志望動機を作成するには、実際に働いている社員から話を聞けるOB訪問がおすすめです。
OB訪問では、先輩社員からざっくばらんに話が聞けます。
「なぜ三菱電機を選んだのか」「仕事の内容」「やりがい」「キャリアビジョン」などを聞くことで、実際に自分が三菱電機で働くイメージを持つことができ、魅力的な志望動機を描くことができるでしょう。
しかし、OB訪問はどのようにすればいいか分からない方がほとんどだと思います。
「OB訪問の申し込み方法」「当日の流れ」「おすすめの質問例」「OB訪問後のお礼メール」まで解説している記事があるので、少しでも内定獲得の可能性を増やしたいという方はぜひ読んでみてくださいね。
SPI対策をする
三菱電機の選考では、SPI試験が課されます。
SPIとはWebテストの1つで、テストセンターで受験する必要があります。
「言語」「非言語」「性格」等の分野に分かれ、就活生の人となりや能力を図る目的のために実施されます。
三菱電機では、「言語」「非言語」「性格」の分野から出題され、しっかり練習をして対策に臨む必要があります。
SPIは、多くの企業で採用されているWEBテストなので、しっかりと準備しておくことが大切です。
求められる人材にマッチするエントリーシートを書く
人気企業で、受ける人の多い三菱電機で内定を獲得するには、ライバルと差別化することが大切になってきます。
ライバルと差別化を図ることができる最初の機会がエントリーシートです。
自己分析を行い自分の強みを明確にし、三菱電機の求める人材とマッチするようにエントリーシートを書きましょう。
三菱電機では、『強い意志を持ち、自ら行動する人』『周囲と協同し、より大きな力を生み出す人』『やりとげる責任感を持つ人』 人材が求められています。
大きな目標に向かってチームで動いた経験や、がむしゃらに取り組んで何かを成し遂げた経験を書けるといいでしょう。
就活ジョブジョブでは面接まで視野に入れた、内定にグッと近づけるガクチカ作成について解説している記事も書いています。
簡単４ステップで、面接対策にもなるガクチカの作成ができるようになるのでぜひ読んでみてください。
その他の気になる情報
三菱電機の年収
就職活動では、高収入を志望動機にするのはタブーですが、実際は気になりますよね。
有価証券報告書の調べによると、令和3年の平均年収は807万円となります。
過去3年の平均年収は以下のようになります。
| 令和3年 | 807万円 |
| 令和2年 | 796万円 |
| 令和元年 | 806万円 |
| 平成30年 | 816万円 |
平均年収.jpを参照してみると、三菱電機の平均年収は、日本全企業の年収ランキングの中で280位に入っています。
三菱電機の初任給
三菱電機の初任給は以下の通りです。
4年制大学卒／ 月給22万7,000円
大学院修士課程卒／ 月給25万1,000円
厚生労働省の調査によるとによると、令和2年度の新規学卒者の給与額は大学卒で22万6000円、大学院卒で25万5600円なので、三菱電機の初任給は平均的といえます。
初任給と平均年収から、入社後数年での給与の伸びが大きいことが窺えます。
三菱電機の評価
実際に三菱電機で働いている社員さんの評価も気になるところだと思います。
社員さんのクチコミによる企業の評価を知りたいならOpenworkがおすすめです。
待遇や、働きがい、人材育成などについて、社員のリアルなクチコミから知ることができます。
三菱電機は、福利厚生も充実しており、若いうちからチャレンジすることができ、ワークライフバランスもとりやすいことから、働きやすい環境が整っていると言えます。
最後に
最後まで読んでくださり、ありがとうございました！
今回は、三菱電機の経営理念や将来性などの企業概要と、さらに採用フローや採用倍率などの採用情報についてまとめました。
また選考に向けて、「企業や採用情報を効率的に知りたい！」「オンライン選考の練習をしたい！」といった方には、JOBTVがオススメです。
スキマ時間に動画で情報収集できたり、オンライン選考は練習しているだけで、企業からの逆オファーもきちゃいます。
以下の記事で、JOBTVについて詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてくださいね。
本記事の内容が、少しでも皆さんの就職活動をより良いものにできたら幸いです。
皆さんの就職活動を応援しております。