【みずほFGの就職難易度は?】企業研究からES・面接対策まで徹底解説!!
本記事では、みずほFGの経営理念や、将来性、求める人材についてまとめることで、皆さんの企業研究をサポートします。
また、採用フローや採用大学、配属勤務地・部署についてもまとめており、みずほFGから内定を獲得するためにすべき対策についても紹介しております。
就活生ならだれもが気になる、企業の平均年収や初任給、口コミについてもまとめてあるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
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企業概要
今回は、3大メガバンクの一つである「株式会社みずほフィナンシャルグループ(以下 みずほFG)」について解説していきます。
みずほFGは、傘下にみずほ銀行やみずほ信託銀行、みずほ証券などを含む国内トップクラスの金融グループです。
国内トップクラスの顧客基盤を有しています。国内における個人取引では、おおよそ5人に1人がみずほ銀行の口座を有しており、法人取引においては全上場企業の約7割と取引があります。
また近年では海外進出にも力を入れており約40の国・地域に120拠点を展開しており、アジアのシンジケートローン市場では邦銀の中では第1位の地位を築いております。
そんなみずほFGの基本情報は以下のようになっています。
商号 | 株式会社みずほフィナンシャルグループ |
本社所在地 | 東京都千代田区大手町1丁目5番5号(大手町タワー) |
発足日 | 2003年1月8日 |
取締頭取 | 坂井 辰史 |
資本金 | 2兆2,567億円 |
従業員数 | 1,677人 |
経営理念
<みずほ>は、『日本を代表する、グローバルで開かれた総合金融グループ』として、
常にフェアでオープンな立場から、時代の先を読む視点とお客さまの未来に貢献できる知見を磨き最高水準の金融サービスをグローバルに提供することで、
幅広いお客さまとともに持続的かつ安定的に成長し、内外の経済・社会の健全な発展にグループ一体となって貢献していく。
これらを通じ、<みずほ>は、いかなる時代にあっても変わることのない価値を創造し、お客さま、経済・社会に<豊かな実り>を提供する、かけがえのない存在であり続ける。
引用:みずほFG:企業理念
上記の経営理念は、次のようなことを伝えています。
時代と共に変化していくお客さま・経済・社会の多様なニーズに応えるために、豊かな発想力と豊富な経験、グローバルな視点から社会の変化を感じ取り、それぞれのニーズにあった価値を提供するということです。
将来性
国内市場は、少子高齢化や日本銀行のマイナス金利政策によって縮小しています。
さらに、インターネット銀行やFintechの登場やグローバル化といった大きな変化により競争は激化しております。
そんな現状に対応していくためにみずほFGは、顧客との新たなパートナーシップを構築することで、『次世代金融への転換』を目指しています。
みずほFGの強みである「顧客基盤・ネットワーク」や「みずほグループの一体的なビジネス体制」に、「デジタル化への取り組み」や「外部との積極的な協働」といった新たな取り組みを掛け合わせて『次世代金融への転換』を図っています。
個人のお客様に対しては、「新たな社会におけるライフデザインのパートナー」となること、法人のお客様に対しては「産業構造変化の中での事業展開の戦略的パートナー」となることを具体的なあるべき姿として描いております。
その実現のために個人のお客様に対しては、人生100年時代の資産形成とそれを支える人材育成や、リアル店舗とデジタルチャンネルを融合した次世代店舗展開、テクノロジー活用やオープンな協業を通じた新たな顧客層や需要の創出を試みています。
法人のお客様に対しては、グローバルな事業展開を支援すべく、アジアの顧客基盤やネットワークを活用できるよう更なるアジア展開を試みています。
経済成長が著しく、ポテンシャルが高い市場である一方で、様々な文化・慣習が存在するアジア地域に対して、各国・地域ごとの事情やニーズに合わせてソリューションを提供することで展開を拡張しております。
求めている人物像
私たち<みずほ>は、『次世代金融への転換』を果たし、『お客さまから今まで以上に必要とされ頼りにされる、より強力で強靭な金融グループ』をめざしていきます。そのためには、多様な人材が集い、お互いに密にコミュニケーションを行うことで、変化を創り出すことが必要不可欠です。
引用:みずほFG:トップメッセージ
またみずほFGが求める人物像を考える上で、みずほFGが大切にしている2つの行動軸『Open&Connected』『熱意と専門性』についても紹介いたします。
『Open&Connected』とは、顧客や地域、機能といった様々な要素をグループ内外を問わず、よりオープンに繋いでいくということです。
『熱意と専門性』とは、文字通り社員一人一人が想いを持って仕事に取組み、高い専門性を身に着けることで顧客ニーズを先取りに実現していくということです。
上記のことを参考にすると、『次世代金融への転換』を図るみずほFGでは『多種多様な人物や会社と協業することができ、熱意を持って顧客のために努力できる』人材が求められているようです。
相手のニーズを把握し、それに応えるために頑張った経験や、目標を達成するために努力してきた経験が活きてきそうです。
就職難易度(採用・選考状況)
ここまでみずほFGの経営理念や将来性、求める人物像を共有しました。
続いて本章では、みずほFGの採用大学や採用人数などの採用情報と選考フローについて解説します。
採用大学
22年卒4月入社の現時点での採用実績校は以下のようになっております。
(大学名の横の数字は採用人数)
慶應義塾大学70、早稲田大学50、同志社大学32、法政大学22、中央大学20、立教大学18、一橋大学15、関西学院大学15、明治大学14、青山学院大学14、上智大学14、立命館大学13など
参考:サンデー毎日2021/9/5
採用人数
みずほFGの採用人数は毎年公開されておりませんが、就職四季報2023年版によると22年卒の採用人数は410名を予定しているそうです。
採用予定学科
法学・政策系、経済・経営・商学系、社会・環境情報系、外国語・国際文化系、人文系、教育系、生活科学系、宗教・神学系、医療・保健系、芸術・音楽系、体育・スポーツ系、その他文系、機械系、数学系、電気・電子系、情報工学系、物理・応用物理系、建築・土木系、生物・生命科学系、化学・物質工学系、資源・地球環境系、農業・農学系、水産系、畜産・酪農系、薬学系(4年制)、薬学系(6年制)、商船系、医学・歯学系、獣医系、衛生医療・介護系、その他理系
引用:リクナビ2023「みずほフィナンシャルグループ:採用情報」
配属勤務地
22年4月入社者の配属勤務先は以下のようになっております。
(地名の横の数字は人数)
【総合職】
参考:就職四季報2024年版
国内463、拠点410
配属部署
22年4月入社者の配属部署は以下のようになっております。
(部署名の横の数字は人数)
【総合職】
参考: 就職四季報2024年版
営業部店・本部472
多種多様な学科から採用する予定があることから、どの学科の就活生でも内定を獲得チャンスがあると言えます。
一方で主な採用大学を見る限り、早慶・MARCH・関関同立など、ある程度偏差値の高い大学に通っていないと内定を獲得するのは容易ではないと言えます。
しかし、上記大学に通っていなくても、内定を獲得するチャンスはあり、そのためには自己分析をしっかりと行い、ライバルとの差別化を十分に図る必要があります。
自己分析は、ES・面接対策でも必須のものです。
当サイトでも、「自己分析とはそもそも何なのか」「自己分析の目的」「自己分析のやり方」まで解説し、この記事一つ読めば自己分析を完璧にできるものを書いています。
気になる方はぜひ読んでみてくださいね。
採用倍率
〇 昨年度の採用人数(見込):301名
〇プレエントリー候補リスト登録人数:16,568名
引用:リクナビ2024「みずほフィナンシャルグループ:採用情報」
みずほFGの採用倍率は約55倍と算出できます。
これはリクナビのプレエントリー人数だけのデータで算出した数字なので、実際の倍率とは異なりますのでご参考程度にお考え下さい。
みずほFGの新卒採用の選考フロー
エントリシート
↓WEBテスト
↓1次面接
↓2次面接
↓3次面接
↓
最終面接
↓
内々定
WEBテストの形式は、玉手箱が採用されています。
内容は言語、非言語、性格検査となっております。他の企業でも多く採用されているテスト形式のため、しっかりと対策をしておくと良いでしょう。
また、面接の対策やESなどのクオリティを上げていきたいという方には、就活エージェントの利用がおすすめです。
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以下の記事では、各サービスの特徴とおすすめ点をまとめてありますので、こちらから自分に合ったサービスに登録してみましょう。
うまく使うことで志望企業への内定が近づくサービス
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JobSpringを上手に使用する方法を解説しているので是非ご一読ください。
内定獲得のための必須対策
ここまでみずほFGの採用大学や採用人数などの採用情報と、選考フローについて共有いたしました。
続いて本章では、みずほFGから内定を得るためにすべき3つの対策事項を紹介します。
みずほFGでなければダメだという明確な志望理由を示そう
他企業にも当てはまるような志望動機では「うちじゃなくてもいいのでは?」と思われる可能性が高いです。
そのため選考では、確固たる入社意思を伝えるための明確な志望理由が必要となります。
志望理由を考える際は「なぜ金融なのか」「なぜみずほなのか」「興味のある部門はどこか」「キャリアビジョンは」という観点から、自らの経験と併せて志望理由を明確にしておくといいでしょう。
また、このような志望動機を作成するには、実際に働いている社員から話を聞けるOB訪問がおすすめです。
OB訪問では、先輩社員からざっくばらんに話が聞けます。
「なぜみずほを選んだのか」「仕事の内容」「やりがい」「キャリアビジョン」などを聞くことで、実際に自分がみずほFGで働くイメージを持つことができ、魅力的な志望動機を描くことができるでしょう。
しかし、OB訪問はどのようにすればいいか分からない方がほとんどだと思います。
「OB訪問の申し込み方法」「当日の流れ」「おすすめの質問例」「OB訪問後のお礼メール」まで解説している記事があるので、少しでも内定獲得の可能性を増やしたいという方はぜひ読んでみてくださいね。
基本的な面接対策を行う。
みずほFGの面接では、志望動機や自己PR、長所や短所といった基本的な質問を聞かれることが多いです。
また、学生時代に力を入れたことは、深堀りされることもあるため、何に取り組んだかだけではなく、その時どのように考えていたのか、今後どうしていきたいと思っていたのかなど、具体的な回答内容を考えておきましょう。
入社後に関する質問では、みずほFGで実現したいことも聞かれやすいため、就職してからのビジョンは明確に考えておきましょう。
このような質問に答えるためには、自分自身のことをしっかり理解し、ズレのない一貫した価値観を把握する必要があります。
面接の対策だけではなく、魅力的なESを書くうえでも自己分析は必要になってくるものなので、しっかり行いましょう。
また、基本的な質問が多いため面接に必要なマナーや、話し方など面接の基本対策もしっかりと身につけておくといいと思います。
求められる人材とマッチするエントリーシートを書く
人気企業で、受ける人の多いみずほFGで内定を獲得するには、ライバルと差別化することが大切になってきます。
ライバルと差別化を図ることができる最初の機会がエントリーシートです。
自己分析を行い自分の強みを明確にし、みずほFGの求める人材とマッチするようにエントリーシートを書きましょう。
みずほFGでは『多種多様な人物や会社と協業することができ、熱意を持って顧客のために努力できる』人材が求められています。
相手のニーズを把握し、それに応えるために頑張った経験や、目標を達成するために努力してきた経験が活きてきそうです。
その際に周りを巻き込んで挑戦していたり、自分らしさが表現できる取り組みであるとさらにアピールが出来るでしょう。
就活ジョブジョブでは面接まで視野に入れた、内定にグッと近づけるガクチカ作成について解説している記事も書いています。
簡単4ステップで、面接対策にもなるガクチカの作成ができるようになるのでぜひ読んでみてください。
その他の気になる情報
みずほFGの年収
就職活動では、高収入を志望動機にするのはタブーですが、実際は気になりますよね。
有価証券報告書の調べによると、令和2年の平均年収は993万円となります。
過去3年の平均年収は以下のようになります。
令和2年 | 993万円 |
令和元年 | 968万円 |
平成30年 | 911万円 |
みずほFGの初任給
みずほFGの初任給は以下の通りです。
4年制大学卒/ 月給20万5000円
大学院修士課程卒/ 月給23万円
厚生労働省の調査によるとによると、令和2年度の新規学卒者の給与額は大学卒で22万6000円、大学院卒で25万5600円なので、みずほFGの初任給は平均やや低めといえます。
みずほFGの評価
実際にみずほFGで働いている社員さんの評価も気になるところだと思います。
社員さんのクチコミによる企業の評価を知りたいならOpenworkがおすすめです。
待遇や、働きがい、人材育成などについて、社員のリアルなクチコミから知ることができます。
みずほFGは、福利厚生も充実しており、高収入であること、また幅広い業務に関わることができることから、働きやすく成長しやすい環境が整っていると言えます。
最後に
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
今回は、みずほFGの経営理念や将来性などの企業概要と、さらに採用フローや採用倍率などの採用情報についてまとめました。
また選考に向けて、「企業や採用情報を効率的に知りたい!」「オンライン選考の練習をしたい!」といった方には、JOBTVがオススメです。
スキマ時間に動画で情報収集できたり、オンライン選考は練習しているだけで、企業からの逆オファーもきちゃいます。
以下の記事で、JOBTVについて詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてくださいね。
本記事の内容が、少しでも皆さんの就職活動をより良いものにできたら幸いです。
皆さんの就職活動を応援しております。