【サイバーエージェントの就職難易度は?】企業研究からES・面接対策まで徹底解説!!

2021年12月23日

サイバーエージェント企業ロゴ

本記事では、サイバーエージェントの経営理念や、将来性、求める人材についてまとめることで、皆さんの企業研究をサポートします。

また、採用フローや採用大学、配属勤務地・部署についてもまとめており、サイバーエージェントから内定を獲得するためにすべき対策についても紹介しております。

就活生ならだれもが気になる、企業の平均年収や初任給、口コミについてもまとめてあるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

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企業概要

今回は、AbemaTVで有名な「株式会社サイバーエージェント(以下 サイバーエージェント)」を紹介していきます。

サイバーエージェント企業概要

サイバーエージェントはメディアだけでなく、様々な事業を展開しています。

大きく分けると、メディア事業、インターネット事業、ゲーム事業で構成されていますが、子会社も持っており、これ以上に多岐にわたる事業をもっています。

そんなサイバーエージェントの基本情報は以下のようになっております。

社名株式会社 サイバーエージェント
本社所在地 京都渋谷区宇田川町40番1号 Abema Towers
設立 1998年3月18日
代表取締役社長 藤田晋
事業内容  メディア事業
インターネット広告事業
ゲーム事業
投資育成事業
資本金 7,203百万円
従業員数役員・正社員1,602名

経営理念

21世紀を代表する会社を創る

引用:サイバーエージェント HP

創業以来、インターネットを事業の中心に据えたサイバーエージェントですが、企業理念(Vision)では、大きな目標を掲げています。

この経営理念には、「21世紀という100年間で成長し続ける」と、「社員全員が長い間活躍できる環境を実現する」という姿勢が背景にあります。

インターネットという、成長産業で第一線を走ってきたサイバーエージェントですが、これから何十年かけてこれを持続しようとしています。

起業家精神を忘れずに社員も大切にするとしている点から、大きな会社だからこそ、企業の手本となろうとしているのではないでしょうか。

将来性

創業時からエンターネット産業に主軸をおいてきたサイバーエージェントですが、ここまでネットの在り方が多様化した現在、そしてこの先はどうでしょうか。

サーバーエージェントは、創業時ブログサイトの運用、つまり広告事業が中心でした。
そして、ゲーム事業に手を広げ、さらにメディア事業にも領域を展開しています。

ブログ時代からスマートフォンの時代がきてこれに対応した事業投資をおこなっています。

また、その先の動画の時代に対しても、大きな事業投資を行っています。AbemaTVです。
今現在では、ゲーム事業や広告事業ででた収益をメディア事業の動画にあてています

つまり、動画事業が要となってくるわけです。そして、この動画事業は順調に成長しています。
サイバーエージェントの既存の2つの事業に加えて、動画事業をはじめとするメディア事業も波に乗ってくると考えると、今後さらなる企業としての成長が見込まれるでしょう。

求めている人物像

採用担当のお話では、求める人物像として一貫して素直でイイヤツとしています。

この言葉の背景には、入社後の社員に素直に物事を吸収して、早いサイクルでこれを実践してくれる人材がほしいという、ベンチャー気質の強いサイバーエージェントならではの特徴があります。

これを「素直でイイヤツ」という言葉で表現しているというわけです。

新しい領域にチャレンジする、環境の変化に対応する、柔軟に対応できる人物というのは、素直さが共通しているという事なのでしょう。

就職難易度(採用・選考状況)

ここまでサイバーエージェントの経営理念や将来性、求める人物像を共有しました。

続いて本章では、サイバーエージェントの採用大学や採用人数などの採用情報と選考フローについて解説します。

採用大学

22年卒4月入社の現時点での採用実績校は以下のようになっております。

慶應義塾大学、早稲田大学、法政大学、同志社大学、東京大学、青山学院大学、横浜国立大学、公立はこだて未来大学、明治大学、関西学院大学、その他

採用人数

男女別・文理別の採用人数は以下のとおりです。

年度大卒(文系)大卒(理系)院卒(文系)院卒(理系)
20年96名75名57名1名
21年124名43名29名13名
22年103名69名36名4名
参考:就職四季報2023年版

また、男女別の採用人数は以下のとおりです。

年度男性女性
20年153名76名
21年153名56名
22年139名73名
参考:就職四季報2023年版

採用予定学科

学科、専攻等不問

引用:サイバーエージェント 新卒採用募集概要

配属勤務地

22年4月入社者の配属勤務先は以下のようになっております。

【総合職】
東京、大阪、名古屋、福岡

【技術職】
東京

参考:就職四季報2023年版

配属部署

22年4月入社者の配属部署は以下のようになっております。

【総合職】
インターネット広告事業、メディア事業、ゲーム事業、その他新規事業

【技術職】
アドテクノロジー事業、メディア事業、ゲーム事業、その他新規事業

参考: 就職四季報2023年版

サイバーエージェントの募集は「ビジネスコース」、「エンジニアコース」、「デザイナーコース」の3種類があります。これらどのオースでも、学年、学科、専攻等は不問とされています。

ちなみに、少々話は逸れますが、どのコースも通年採用が実施されていて、24卒のインターンシップなども随時開始しているようです。

選考開始時期が、他社に比較して早いことが特徴であるため、できるだけ早く対策をすることをお勧めします。

採用大学を見る限り、ある程度偏差値の高い大学に通っていないと内定を獲得するのは容易ではないと言えます。

しかし、上記大学に通っていなくても、内定を獲得するチャンスはあり、そのためには自己分析をしっかりと行い、ライバルとの差別化を十分に図る必要があります。

自己分析は、ES・面接対策でも必須のものです。

当サイトでも、「自己分析とはそもそも何なのか」「自己分析の目的」「自己分析のやり方」まで解説し、この記事一つ読めば自己分析を完璧にできるものを書いています。

気になる方はぜひ読んでみてくださいね。

サイバーエージェントの新卒採用の選考フロー

エントリー
 ↓

動画選考

 ↓

1day選考会(グループディスカッション、トライアウト、集団面接)

 ↓

1dayジョブ

 ↓

面接複数回

 ↓

役員面接

 ↓

内々定

引用:サイバーエージェント2023年度ビジネスコース新卒採用

サイバーエージェントの選考フローは、見ての通りかなり一般的なものとは異なります。

フロー自体もそうですが、その長さも特徴の一つです。

1day選考会(グループディスカッション、トライアウト、集団面接)については後で解説しますが、3つの選考を1日で実施するという、かなりハードなものとなっています。

この長さを最後まで突破するには、相当なやる気と、志望の強さが必要となるでしょう。

また、面接の対策やESなどのクオリティを上げていきたいという方には、就活エージェントの利用がおすすめです。

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以下の記事では、各サービスの特徴とおすすめ点をまとめてありますので、こちらから自分に合ったサービスに登録してみましょう。

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JobSpringを上手に使用する方法を解説しているので是非ご一読ください。

内定獲得のための必須対策

ここまでサイバーエージェントの採用大学や採用人数などの採用情報と、選考フローについて共有いたしました。

続いて本章では、サイバーエージェントから内定を得るためにすべき3つの対策事項を紹介します。

グループディスカッションに慣れておく

例年の選考フローにはグループディスカッションが設定されています。

そして、23年の新卒サイトをみると1day選考会にこれが組み込まれています。

選考フローをみると、1day選考会で多くの志望者がふるいにかけられるものだと判断できます。

動画選考の後に、最低条件をクリアした就活生でも、サイバーエージェントの選考参加人数を考慮すると、相当の人数がこの選考に参加することが予想されます。

この中の、グループディスカッションは対策できる部分が大きいので、是非準備しておきましょう。 

では、どう対策すればよいかという話ですが、【外資系コンサルタントが解説】グループディスカッション対策を参考にしてみてください。

現役の外資系コンサルタントが実際に就活生時代に行っていたグループディスカッションの対策を解説しているいます。

この記事を読めば、グループディスカッションがどういうものか、どうすれば選考を突破できるかが習得できます。

サイバーエージェントでしたい仕事を明確に

さきほど、求めている人物像でもありましたが、サイバーエージェントは「素直でイイヤツ」を求めています。

しかし、これはただのイエスマンを求めているわけではないという事に注意しなくてはなりません。

主体性をもって行動できる人間であるという前提に「素直でイイヤツ」という言葉があります。
23卒の採用サイトにも「世紀の立役者になれ」とあります。

つまり、あなたが会社で立役者になるほどの活躍を期待しているわけです。

そして、面接ではサイバーエージェントでなにがしたいかを必ず聞かれることになります。

このために、サイバーエージェントの事業を理解するだけなく、あなたの「夢」と会社の関係を明確にし、これを言語化しておきましょう。

この質問に答えられないだけで、他の評価がよくても、「お祈り」になってしまうかもしれません。

トライアウト対策

さきほどの1day選考会では、「トライアウト」が設けられています。

トライアウトとは、一時間半から二時間ほどで、あるお題に対して自分で考え、面接官に提出した後にフィードバックをもらいながら、提案を改善し、再提出していくというものです。

知っている方ならピンときたかもしれませんが、ケース面接とよく似ていますよね。

トライアウトという言葉を使っていますが、これはケース面接とほぼ同じものであると考えても良いでしょう。

ケース面接とは何かわからないというかたのために【外資コンサルタントが語る】ケース面接対策を用意してあります。

「ケース面接の流れ」「評価基準」「頻出の問題の例とその対策方法」について、現役の外資系コンサルタントが、一から丁寧に解説しています。

内定の可能性を少しでも上げたい方はぜひ読んでみてくださいね。

その他の気になる情報

サイバーエージェントの年収

就職活動では、高収入を志望動機にするのはタブーですが、実際は気になりますよね。

有価証券報告書の調べによると、令和2年の平均年収は733万円となります。

過去3年の平均年収は以下のようになります。

令和4年817万円
令和3年771万円
令和2年733万円
令和元年719万円
平成30年682万円

サイバーエージェントの初任給

サイバーエージェントの初任給は以下の通りです。

4年制大学卒/ 月給42万円

厚生労働省の調査によるとによると、令和2年度の新規学卒者の給与額は大学卒で22万6000円、大学院卒で25万5600円なので、サイバーエージェントの初任給は平均よりかなり高いといえます。

初任給と平均年収から、入社後数年での給与の伸びが大きいことが窺えます。

サイバーエージェントの評価

実際にサイバーエージェントで働いている社員さんの評価も気になるところだと思います。

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待遇や、働きがい、人材育成などについて、社員のリアルなクチコミから知ることができます。

サイバーエージェントは、福利厚生も充実しており、また風通しの良さから、働きやすい環境が整っていると言えます。

最後に

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

今回は、サイバーエージェントの経営理念や将来性などの企業概要と、さらに採用フローや採用倍率などの採用情報についてまとめました。

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以下の記事で、JOBTVについて詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてくださいね。

本記事の内容が、少しでも皆さんの就職活動をより良いものにできたら幸いです。

皆さんの就職活動を応援しております。