【三菱UFJ銀行の就職難易度は?】企業研究からES・面接対策まで徹底解説!!
本記事では、三菱UFJ銀行の経営理念や、将来性、求める人材についてまとめることで、皆さんの企業研究をサポートします。
また、採用フローや採用大学についてもまとめており、三菱UFJ銀行から内定を獲得するためにすべき対策についても紹介しております。
就活生ならだれもが気になる、企業の平均年収や初任給、口コミについてもまとめてあるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
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企業概要
今回は、3大メガバンクの一つである「株式会社三菱UFJ銀行(以下 三菱UFJ銀行)」について解説していきます。
三菱UFJ銀行は、世界の金融機関の中でもトップクラスの総資産を誇る日本最大の総合金融グループです。
毎年、総資産額をもとに作られる「世界の巨大銀行トップ100」の2021年度ランキングにおいて、世界5位となっています。
その強みは強固な顧客基盤であり、個人3400万人・法人120万人を顧客としています。
国内市場の鈍化・縮小化に対応していくために、世界でもトップクラスの資金力を武器にM&Aを通じて、積極的な海外展開も行っています。
現在、海外に70以上の拠点を有し、全貸出残高の約40%は海外が占めています。
そんな三菱UFJ銀行の基本情報は以下のようになっています。
社名 | 株式会社三菱UFJ銀行 |
本社所在地 | 東京都千代田区丸の内二丁目7番1号 |
設立 | 1919年(大正8年) 8月15日 |
取締役頭取執行役員 | 半沢 淳一 |
株主 | 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(100%) |
資本金 | 17,119億円 |
従業員数 | 30,554人 |
経営理念
世界が進むチカラになる。
引用:MUFG Way|三菱UFJフィナンシャル・グループ
上記の経営理念は、次のようなことを伝えています。
コロナやデジタル技術の普及に伴い急速に物事が変化していく現代において、課題を乗り越えようとしている全ての関係者の想いを叶えるチカラになること、そのために全力を尽くすということです。
また世界全体が持続可能な未来を目指して挑戦していく中で、全ての関係者のチカラとなることで、世界が新たなステージに進むことを手助けしていくということです。
将来性
国内市場は、少子高齢化や日本銀行のマイナス金利政策によって縮小しています。
さらに、インターネット銀行やFintechの登場により競争は激化しており、単純に人員や店舗を増やすだけでは収益が伸びない状況となっております。
そんな現状に対応していくために三菱UFJ銀行は、「人生100年時代」といわれるような高齢化社会の到来により需要が増えている資産形成、成長市場である東南アジアへの進出、デジタルサービスの拡大に注力しています。
資産形成の施策としては、2021年9月2日に、資産形成の総合的なサポートを目的としたスマートフォンアプリ「Money Canvas」を2021年12月から提供すると発表しました。
「 Money Canvas 」はスマホ上で"幅広い金融商品・サービスの中から、自分に合ったものを選んで組み合わせることができるサービスとなっています。スマホをサービスの起点として、ニュース記事やお金に関する情報を配信していくことで、日常使いできる金融サービスの実現が期待できます。
また、それぞれの目的に合った資産運用のスタイルを選べるようになっており、誰でも気軽に資産形成が出来るものとなっています。
東南アジアへの進出の施策としては、「ASEANの商業銀行プラットフォーム」の構築が挙げられます。
2012年から2019年の7年間で、タイ・インドネシア・ベトナム・フィリピンの商業銀行に出資をして構築されたものです。上記4か国のGDP成長率は高く、今後も同水準で成長することが見込まれています。
さらに、銀行サービスの浸透率が低いこともあり、更なる市場拡大が予想されています。
デジタルサービス拡大の施策としては、対人コミュニケーションの方法をコロナ後のニューノーマルに対応させるために、アメリカのMoxtraと協業を進めています。
具体的には、顧客と銀行の間に、デジタルチャネルとなるコミュニケーションプラットフォームを作り、今までは対面ベースだった顧客とのコミュニケーションをチャット形式やビデオ会議などデジタルコミュニケーションへ切り替えるというものです。
このプラットフォームは、書類の管理機能や電子署名などの取引承認機能も持っており、紙の契約書・帳票の削減、オペレーションの効率化・高度化が見込めます。
一つのプラットフォームで「いつでもどこでも」取引から相談まで、顧客と銀行担当者がつながることを可能とします。
このように国内市場の縮小やコロナ後のニューノーマルに対応するために様々な施策を打ち出している三菱UFJ銀行は、今後の成長も期待できる企業と言えます。
求めている人物像
一人ひとりが「やりたいこと」を描き
引用:人材育成 | 三菱UFJ銀行 | Recruiting Information (mufg.jp)
その想いとともに
「成長」と「挑戦」を続けられる人
社会の変化に合わせて柔軟に対応し、 このように国内市場の縮小やコロナ後のニューノーマルに対応するために様々な施策を打ち出している三菱UFJ銀行では、『高い人間力を有し、自分自身の「やりたいこと」を実現させるためのスキル・専門性を有するプロフェッショナルとして成長できる』人材が求められているようです。
また、『時代の先を常に見据えて、変革を恐れずに挑戦し続けられること』人材も求められているようです
様々な事柄にアンテナを高く持ち、問題やニーズに気付き、解決策を考えた経験や、自分自身がやりたいことを実現するために努力してきた経験が活きてきそうです。
就職難易度(採用・選考状況)
ここまで三菱UFJ銀行の経営理念や将来性、求める人物像を共有しました。
続いて本章では、三菱UFJ銀行の採用大学や採用人数などの採用情報と選考フローについて解説します。
採用大学
20年卒4月入社の現時点での採用実績校は以下のようになっております。
慶應義塾大学65、早稲田大学50、一橋大学22、東京大学19、同志社大学18 、大阪大学17、京都大学15、名古屋大学15、明治大学15、関西学院大学15 、神戸大学14 、上智大学14 、立命館大学14 、青山学院大学12、立教大学10、九州大学9、南山大学9、日本女子大学8、東京女子大学7、中央大学7、成蹊大学7、関西大学7、東京工業大学6、東北大学5、法政大学5、学習院大学5、北海道大学4、昭和女子大学4、京都女子大学4、同志社女子大学4、明治学院大学4、成城大学4、日本大学4、東京理科大学3、東京外国語大学2、国際教養大学2、國學院大学2、東洋大学2、駒澤大学2、西南学院大学2、国際基督教大学1、千葉大学1、津田塾大学1、専修大学1、東海大学1、近畿大学1、甲南大学1、龍谷大学1
参考:AERA 2020年10月26日号、通信大学
採用人数
採用人数の詳細は公開されていませんが、人数は以下のようになっています。
年度 | 採用人数 |
17年度 | 1035名 |
18年度 | 644名 |
19年度 | 512名 |
就職四季報2024年版によると、23年卒の採用予定人数は400名となっております。
採用予定学科
法学・政策系、経済・経営・商学系、社会・環境情報系、外国語・国際文化系、人文系、教育系、生活科学系、宗教・神学系、医療・保健系、芸術・音楽系、体育・スポーツ系、その他文系、機械系、数学系、電気・電子系、情報工学系、物理・応用物理系、建築・土木系、生物・生命科学系、化学・物質工学系、資源・地球環境系、農業・農学系、水産系、畜産・酪農系、薬学系(4年制)、薬学系(6年制)、商船系、医学・歯学系、獣医系、衛生医療・介護系、その他理系
引用:リクナビ2024「三菱UFJ銀行:採用情報」
多種多様な学科から採用する予定があることから、どの学科の就活生でも内定を獲得チャンスがあると言えます。
一方で採用大学を見る限り、ある程度偏差値の高い大学に通っていないと内定を獲得するのは容易ではないと言えます。
しかし、上記大学に通っていなくても、内定を獲得するチャンスはあり、そのためには自己分析をしっかりと行い、ライバルとの差別化を十分に図る必要があります。
自己分析は、ES・面接対策でも必須のものです。
当サイトでも、「自己分析とはそもそも何なのか」「自己分析の目的」「自己分析のやり方」まで解説し、この記事一つ読めば自己分析を完璧にできるものを書いています。
気になる方はぜひ読んでみてくださいね。
採用倍率
〇 昨年度の採用人数(見込):300名
〇プレエントリー候補リスト登録人数:34,314名
引用:リクナビ2024「三菱UFJ銀行:採用情報」
三菱UFJ銀行の採用倍率は約110倍と算出できます。
これはリクナビのプレエントリー人数だけのデータで算出した数字なので、実際の倍率とは異なりますのでご参考程度にお考え下さい。
うまく使うことで志望企業への内定が近づくサービス
ジョブ兄が最もおすすめする就活エージェントです。上手く使用することで、就活を成功させることができます。大手やホワイト企業の紹介もあるので、登録しておくべきサービスです。
JobSpringを上手に使用する方法を解説しているので是非ご一読ください。
三菱UFJ銀行の新卒採用の選考フロー
エントリーシート
↓WEBテスト
↓面接(複数回)
↓内々定
選考フロー自体は一般的なものなので、追加で対策が必要になる項目は特にありません。
三菱UFJ銀行は、面接に特徴があります。最大10回の社員と1対1の面接があり、4回の高評価を貰うことで最終面接に進むことが出来ます。
WEBテストの形式は、TG-WEBが採用されています。
TG-WEB は、難易度が高いWEBテストと言われていますが、対策をしっかりすれば点数がとれるテストですので、しっかり対策しましょう。
また、面接の対策やESなどのクオリティを上げていきたいという方には、就活エージェントの利用がおすすめです。
無料で就活コンサルタントにESの添削や面接の対策を依頼することができます。
以下の記事では、各サービスの特徴とおすすめ点をまとめてありますので、こちらから自分に合ったサービスに登録してみましょう。
内定獲得のための必須対策
ここまで三菱UFJ銀行の採用大学や採用人数などの採用情報と、選考フローについて共有いたしました。
続いて本章では、三菱UFJ銀行から内定を得るためにすべき3つの対策事項を紹介します。
濃い志望動機を用意する
三菱UFJ銀行の面接では、「志望度の高さ」がとても見られるそうです。
志望度の高さを示すためには、ただ志望動機を話すだけではなく、入行後三菱UFJ銀行で取り組みたい仕事を具体的に話す必要があります。
その対策には、実際に働いている社員から話を聞けるOB訪問がおすすめです。
OB訪問では、先輩社員からざっくばらんに話が聞けます。
「なぜ三菱UFJ銀行を選んだのか」「仕事の内容」「やりがい」「キャリアビジョン」などを聞くことで、実際に自分が三菱UFJ銀行で働くイメージを持つことができます。
実際に働いている社員の方々のキャリアパスを聞くことで、取り組みたい仕事を具体化していくことの重要度は高いといえます。
また社員の方々に会った際には、部署、業務、年次ごとに取り組む仕事などの情報を収集し、三菱UFJ銀行での入行後10年のキャリアを明確に語れるようにしましょう。
しかし、OB訪問はどのようにすればいいか分からない方がほとんどだと思います。
「OB訪問の申し込み方法」「当日の流れ」「おすすめの質問例」「OB訪問後のお礼メール」まで解説している記事があるので、少しでも内定獲得の可能性を増やしたいという方はぜひ読んでみてくださいね。
三菱UFJ銀行でなければダメだという明確な志望理由を示そう
他企業にも当てはまるような志望動機では「うちじゃなくてもいいのでは?」と思われる可能性が高いです。
そのため選考では、確固たる入社意思を伝えるための明確な志望理由が必要となります。
志望理由を考える際は「なぜ銀行なのか」「なぜ三菱UFJ銀行なのか」「興味のある部門はどこか」「キャリアビジョンは」という観点から、自らの経験と併せて志望理由を明確にしておくといいでしょう。
前述したOB訪問を活用しながら、魅力的な志望動機を作成しましょう。
求められる人材とマッチするエントリーシートを書く
人気企業で、受ける人の多い三菱UFJ銀行で内定を獲得するには、ライバルと差別化することが大切になってきます。
ライバルと差別化を図ることができる最初の機会がエントリーシートです。
自己分析を行い自分の強みを明確にし、三菱UFJ銀行の求める人材とマッチするようにエントリーシートを書きましょう。
三菱UFJ銀行では、『高い人間力を有し、自分自身の「やりたいこと」を実現させるためのスキル・専門性を有するプロフェッショナルとして成長できる』人材 や、 『時代の先を常に見据えて、変革を恐れずに挑戦し続けられること』人材 が求められています。
様々な事柄にアンテナを高く持ち、問題やニーズに気付き、解決策を考えた経験や、自分自身がやりたいことを実現するために努力してきた経験を書けるといいでしょう。
その際に新しいことに挑戦していると更にアピールになるでしょう。
就活ジョブジョブでは面接まで視野に入れた、内定にグッと近づけるガクチカ作成について解説している記事も書いています。
簡単4ステップで、面接対策にもなるガクチカの作成ができるようになるのでぜひ読んでみてください。
その他の気になる情報
三菱UFJ銀行の年収
就職活動では、高収入を志望動機にするのはタブーですが、実際は気になりますよね。
有価証券報告書の調べによると、令和2年の平均年収は773万円となります。
過去3年の平均年収は以下のようになります。
令和2年 | 773万円 |
令和元年 | 774万円 |
平成30年 | 772万円 |
こちらは全職種の平均年収となっており、総合職は30歳で1000万円に到達するそうです。
三菱UFJ銀行の初任給
三菱UFJ銀行の初任給は以下の通りです。
4年制大学卒/ 月給20万5000円
大学院修士課程卒/ 月給23万円
厚生労働省の調査によるとによると、令和2年度の新規学卒者の給与額は大学卒で22万6000円、大学院卒で25万5600円なので、三菱UFJ銀行の初任給は平均よりやや低いといえます。
初任給と平均年収から、入社後数年での給与の伸びが大きいことがうかがえます。
三菱UFJ銀行の評価
実際に三菱UFJ銀行で働いている社員さんの評価も気になるところだと思います。
社員さんのクチコミによる企業の評価を知りたいならOpenworkがおすすめです。
待遇や、働きがい、人材育成などについて、社員のリアルなクチコミから知ることができます。
三菱UFJ銀行は、福利厚生も充実しており、高収入であること、企業としてのブランドに誇りを持てること、国単位での仕事に関われる可能性もあるなど、やりがいのある仕事ができる環境が整っていると言えます。
最後に
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
今回は、三菱UFJ銀行の経営理念や将来性などの企業概要と、さらに採用フローや採用倍率などの採用情報についてまとめました。
また選考に向けて、「企業や採用情報を効率的に知りたい!」「オンライン選考の練習をしたい!」といった方には、JOBTVがオススメです。
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以下の記事で、JOBTVについて詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてくださいね。
本記事の内容が、少しでも皆さんの就職活動をより良いものにできたら幸いです。
皆さんの就職活動を応援しております。