【資生堂の就職難易度は?】企業研究からES・面接対策まで徹底解説!!
本記事では、資生堂の経営理念や、将来性、求める人材についてまとめることで、皆さんの企業研究をサポートします。
また、採用フローや採用大学、配属勤務地・部署についてもまとめており、資生堂から内定を獲得するためにすべき対策についても紹介しております。
就活生ならだれもが気になる、企業の平均年収や初任給、口コミについてもまとめてあるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
また、資生堂のような化粧品メーカーの採用資料・採用説明動画を見たい方・難易度が同じぐらいの企業を見つけたい方は、JOBTVを利用してみましょう。
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企業概要
今回は、化粧品国内首位を誇る資生堂についてご紹介します。
創業から150年経った資生堂は、化粧品業界において、国内で首位を誇るだけでなく、海外でも大手に位置しています。
2018年には英語を社内公用語とするなど、グローバル化対応にも積極的です。
加えて、国内にも新工場を建設しています。
コロナにより陰りが一瞬見えたが、業績は好調を保っています。
そんな資生堂の基本情報は以下のようになっています。
社名 | 株式会社 資生堂 |
本社所在地 | 東京都中央区銀座7-5-5 |
設立 | 1927年 |
代表取締役 社長 | 魚谷 雅彦 |
事業内容 | スキンケア、メイクアップ、フレグランスなどの「化粧品」を中心とした事業「レストラン事業」「教育・保育事業」などの事業 |
資本金 | 645億円 |
従業員数 | 39,035名 |
経営理念
OUR MISSION is BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD
ビューティイノベーションでよりよい世界を
引用:資生堂HP THE SHISEIDO PHILOSOPHY
上記の企業理念は、次のようなことを伝えています。
化粧品を扱う資生堂は、消費者に対して美を提供する商材を作らなければなりません。
しかし、美という概念は、時代や地域によって多様なものであり、常に変動します。
資生堂は、業界最大手として、この美に対して常にアンテナをはり、対応する責任があります。
このような背景があり、
多様化する美の価値観に合わせて、イノベーションを起こし続けていくという理念を掲げています。
将来性
日本国内における人口減少は、化粧品業界にも大きな影響を与えています。
国内企業は新しい市場をいち早く開発しなければならないわけですが、そこで海外市場に展開したのが「資生堂」です。
海外市場を開拓することによって、国内市場の縮小に対応しています。
冒頭にも述べたように、社内公用語を英語とする改革や、経営権を海外子会社の代表に移したりするなど海外に対応できるような組織改革も積極的におこなっている。
世界のニーズに対応するために、近年ではメイク化粧品の事業規模を縮小しており、スキンケア事業に対する投資を増やしています。
中国市場を非常に大きなものとして捉えている資生堂は、中国を「第二の本社」として位置付けています。
また、女性や外部からの人材登用にも積極的な姿勢を見せています。
社会の風潮の変化にもしっかりと対応しており、子育て支援制度など福利厚生も充実しております。
求めている人物像
資生堂グループ全社員のワーキングプリンシプル「TRUST8」を体現することができる人
引用:就職四季報2024版
変化し続けるニーズに対応しながら美を追求する資生堂では、『「TRUST8」を体現することのできる人材』が求められています。
「TRUST8」に関する詳しい情報はこちらから。
就職難易度(採用・選考状況)
ここまで資生堂の経営理念や将来性、求める人物像を共有しました。
続いて本章では、資生堂の採用大学や採用人数などの採用情報と選考フローについて解説します。
採用大学
22年卒4月入社の現時点での採用実績校は以下のようになっております。
非公開
参考:就職四季報2024版
採用人数
また、男女別・文理別の採用人数は以下のとおりです。
年度 | 大卒(男) | 大卒(女) | 修士(男) | 修士(女) |
20年 | 28名 | 45名 | 29名 | 31名 |
21年 | 17名 | 24名 | 11名 | 11名 |
22年 | 4名 | 12名 | 13名 | 7名 |
23年 | 3名 | 7名 | 10名 | 12名 |
なお、総合職の男女別採用人数は以下のとおりです。
年度 | 合計 | 男 | 女 |
20年 | 154名 | 67名 | 87名 |
21年 | 65名 | 29名 | 36名 |
22年 | 37名 | 17名 | 20名 |
23年 | 36名 | 14名 | 22名 |
配属勤務地
21年4月入社者の配属勤務先は以下のようになっております。
【総合職】
東京12【技術職】
参考:就職四季報2024年版
神奈川8、栃木4、大阪5、静岡2、埼玉2、福岡4
配属部署
21年4月入社者の配属部署は以下のようになっております。
【総合職】
ブランドマーケティング4、デジタルマーケティング2、セールス6【技術職】
参考: 就職四季報2024年版
研究開発8、サプライチェーン17
採用大学が非公開のため、どんな大学に通っていても内定を獲得するチャンスがあるとも捉えられますね。
どんな方にも内定を獲得するチャンスはあり、そのためには自己分析をしっかりと行い、ライバルとの差別化を十分に図る必要があります。
自己分析は、ES・面接対策でも必須のものです。
当サイトでも、「自己分析とはそもそも何なのか」「自己分析の目的」「自己分析のやり方」まで解説し、この記事一つ読めば自己分析を完璧にできるものを書いています。
気になる方はぜひ読んでみてくださいね。
資生堂の新卒採用の選考フロー
2023年度の採用フローは3月1日公開となっております
例年の選考フロは一般的なものなので、追加で対策が必要になる項目は特にありません。
性格診断は例年玉手箱、適性検査はTG-WEB形式が採用されていると考えられます。
玉手箱は、多くの企業で採用されているWEBテストなので、しっかりと準備しておくことが大切です。
また、面接の対策やESなどのクオリティを上げていきたいという方には、就活エージェントの利用がおすすめです。
無料で就活コンサルタントにESの添削や面接の対策を依頼することができます。
以下の記事では、各サービスの特徴とおすすめ点をまとめてありますので、こちらから自分に合ったサービスに登録してみましょう。
うまく使うことで志望企業への内定が近づくサービス
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JobSpringを上手に使用する方法を解説しているので是非ご一読ください。
内定獲得のための必須対策
ここまで資生堂の採用大学や採用人数などの採用情報と、選考フローについて共有いたしました。
続いて本章では、資生堂から内定を得るためにすべき3つの対策事項を紹介します。
資生堂でなければダメだという明確な志望理由を示そう
他企業にも当てはまるような志望動機では「うちじゃなくてもいいのでは?」と思われる可能性が高いです。
そのため選考では、確固たる入社意思を伝えるための明確な志望理由が必要となります。
志望理由を考える際は「なぜ化粧品業界なのか」「なぜ資生堂なのか」「興味のある部門はどこか」「キャリアビジョンは」という観点から、自らの経験と併せて志望理由を明確にしておくといいでしょう。
また、このような志望動機を作成するには、実際に働いている社員から話を聞けるOB訪問がおすすめです。
OB訪問では、先輩社員からざっくばらんに話が聞けます。
「なぜ資生堂を選んだのか」「仕事の内容」「やりがい」「キャリアビジョン」などを聞くことで、実際に自分が資生堂で働くイメージを持つことができ、魅力的な志望動機を描くことができるでしょう。
しかし、OB訪問はどのようにすればいいか分からない方がほとんどだと思います。
「OB訪問の申し込み方法」「当日の流れ」「おすすめの質問例」「OB訪問後のお礼メール」まで解説している記事があるので、少しでも内定獲得の可能性を増やしたいという方はぜひ読んでみてくださいね。
求められる人材とマッチするエントリーシートを書く
人気企業で、受ける人の多い資生堂で内定を獲得するには、ライバルと差別化することが大切になってきます。
ライバルと差別化を図ることができる最初の機会がエントリーシートです。
自己分析を行い自分の強みを明確にし、資生堂の求める人材とマッチするようにエントリーシートを書きましょう。
資生堂では、「『TRUST8』を体現することのできる人材」が求められています。
アルバイトやサークル、インターンなどの具体的な体験をもとに、「TRUST8」を体現できる人物であることをアピールしましょう。
就活ジョブジョブでは面接まで視野に入れた、内定にグッと近づけるガクチカ作成について解説している記事も書いています。
簡単4ステップで、面接対策にもなるガクチカの作成ができるようになるのでぜひ読んでみてください。
企業・業界研究を入念におこなう
資生堂は、意外にも非常に幅広い多角化経営をおこなっています。
志望する企業の公開されている情報に知らないことがあるのは、落ちる一因となってしまいます。
最低でも、自分の志望する事業部については公式HPにあるIR資料を読み込んで、他の志望者よりも詳しくなっておきましょう。
また、企業研究だけでなく、業界研究をおこなうことも内定への第一歩です。
業界研究をおこなうことで、業界の強みや弱みを知れるだけでなく、資生堂のまだ足りない部分なども見えてくるので、より資生堂について詳しくなることができます。
業界研究のやり方について、全くわからない人でも簡単4ステップで完璧な業界研究ができるようになる記事を書いています。
気になる方はぜひ読んでみてください。
その他の気になる情報
資生堂の年収
就職活動では、高収入を志望動機にするのはタブーですが、実際は気になりますよね。
有価証券報告書の調べによると、令和4年の平均年収は663万円となります。
過去3年の平均年収は以下のようになります。
令和4年 | 663万円 |
令和3年 | 620万円 |
令和2年 | 658万円 |
令和元年 | 716万円 |
平成30年 | 731万円 |
資生堂の初任給
資生堂の初任給は以下の通りです。
4年制大学卒/ 月給237,890円
大学院修士課程卒/ 月給261,310円
大学院博士課程卒/月給 293,450円
厚生労働省の調査によるとによると、令和2年度の新規学卒者の給与額は大学卒で22万6000円、大学院卒で25万5600円なので、資生堂の初任給はやや高いか平均的といえます。
初任給と平均年収から、入社後数年での給与の伸びが大きいことがうかがえます。
資生堂の評価
実際に資生堂で働いている社員さんの評価も気になるところだと思います。
社員さんのクチコミによる企業の評価を知りたいならOpenworkがおすすめです。
待遇や、働きがい、人材育成などについて、社員のリアルなクチコミから知ることができます。
資生堂は、福利厚生も充実しており、高収入であること、また風通しの良さから、働きやすい環境が整っていると言えます。
最後に
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
今回は、資生堂の経営理念や将来性などの企業概要と、さらに採用フローや採用倍率などの採用情報についてまとめました。
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本記事の内容が、少しでも皆さんの就職活動をより良いものにできたら幸いです。
皆さんの就職活動を応援しております。