【asics(アシックス)の就職難易度は?】企業研究からES・面接対策まで徹底解説!!

2022年1月25日

本記事では、アシックスの経営理念や、将来性、求める人材についてまとめることで、皆さんの企業研究をサポートします。

また、採用フローや採用大学、配属勤務地・部署についてもまとめており、アシックスから内定を獲得するためにすべき対策についても紹介しております。

就活生ならだれもが気になる、企業の平均年収や初任給、口コミについてもまとめてあるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

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企業概要

今回は、スポーツ用品の国内最大手メーカーである「株式会社アシックス(以下 アシックス)」について解説していきます。

アシックスは、各種スポーツ用品を扱っている企業です。 
スポーツ用品で国内最大手に位置しており、シューズ事業を強みとしています。

「オニツカタイガー」のブランドは中華圏でも強く、国外での売上比率も高い。

そんなアシックスの基本情報は以下のようになっています。

社名 株式会社アシックス
本社所在地 兵庫県神戸市中央区港島中町7丁目1番1
創業 1949年(昭和24年)9月
代表取締役会長
代表取締役社長
尾山 基
廣田 康人
事業内容  各種スポーツ用品等の製造および販売
資本金 23,972百万円
従業員数 998人(単体)
株式会社アシックスHP 会社概要

経営理念

アシックスの理念

1. スポーツを通して、すべてのお客様に価値ある製品・サービスを提供する

2. 私たちを取り巻く環境をまもり、世界の人々とその社会に貢献する

3. 健全なサービスによる利益を、アシックスを支えてくださる株主、地域社会、従業員に還元する

4. 個人の尊厳を尊重した自由で公正な規律あるアシックスを実現する

引用:株式会社アシックスHP アシックススピリット

上記の理念は、次のようなことを伝えています。

アシックスの商品が用いられるスポーツというものを通して、価値あるプロダクトを提供し、それに関わる人や地域にも還元していくということです。

また従業員にも規律を守ってもらうことで、自由かつ公正な企業を目指すということもここでは述べられています。

将来性

アシックスの公式HPに載っている中長期計画2023によると、アシックスはデジタルを軸にした経営への転換を行うそうです。

このデジタルを軸にした経営へ転換することによって、ECの成長、中華圏での更なる成長、成長市場である東南アジアや中東地域市場の拡大を目指しています。

ECの成長は直営店戦略の見直しにもつながります。

2019年比3倍の成長をECで行うことを目標としています。

このEC成長の鍵となるのが、ランニングシューズ事業と既存の高価値ブランドである「オニツカタイガー」の更なる成長です。

「オニツカタイガー」はすでに中華圏で人気を博しておりますが、デジタル化やECの成長によって、東南アジアや中東圏での新規市場の開拓が見込まれます。

また、デジタルサービスの提供による、「一生涯、心も身体も満たされるランニング体験」を目指しています。

このランニングエコシステムの構築は、更なるランニング事業の収益拡大が見込まれます。

デジタル化への積極的推進やグローバル化に対応した新規市場の開拓をおこなっているアシックスは将来も安泰でしょう。

求めている人物像

<アシックスが求める人財像> 
1.新たな目標を主体的に設定し、達成するまであきらめずに粘り強く取り組める人

2.顧客が求めているもの以上を常に提供し、強固な信頼関係を築こうとする人

3.スポーツに対する興味がある人

引用:アシックスHP ASICS SPIRITと求める人財像

社会の変化に合わせて柔軟に対応し、挑戦を求めるアシックスでは、『自ら目標を設定、粘り強く達成する、ニーズ以上のものを提供、スポーツに関心のある』人材が求められているようです。

目標設定、達成までのひたむきさ、お客様のニーズを1段階掘り下げたものを考えることのできる人に向いています。

就職難易度(採用・選考状況)

ここまでアシックスの経営理念や将来性、求める人物像を共有しました。

続いて本章では、アシックスの採用大学や採用人数などの採用情報と選考フローについて解説します。

採用大学

23年卒4月入社の現時点での採用実績校は以下のようになっております。
(大学名の横の数字は採用人数)

【文系】
(院)早大1、同大1
(大)早大3、同大3、慶大2、明大2、関西学大2、阪大1、九大1、中大1、青学大1、法政大1他、*校数NA、 【理系】
(院)京大1、東北大1、筑波大1、早大1、立命館大1

参考:就職四季報2024年版

採用人数

また、男女別・文理別の採用人数は以下のとおりです。

年度大卒(男)大卒(女)修士(男)修士(女)
20年20名24名5名0名
21年18名25名5名2名
22年17名4名6名1名
23年22名23名3名4名
参考:就職四季報2024年版

年度文系理系
20年46名3名
21年44名6名
22年38名9名
23年47名5名
参考:就職四季報2024年版

配属勤務地

21年4月入社者の配属勤務先は以下のようになっております。
(地名の横の数字は人数)

【総合職】
神戸16、東京5

【技術職】
神戸4

参考:就職四季報2024年版

配属部署

21年4月入社者の配属部署は以下のようになっております。
(部署名の横の数字は人数)

【総合職】
企画開発6、生産3、マーケ2、デジタル2、経営企画1、デザイン2、営業5

【技術職】
研究4

参考: 就職四季報2024年版

採用大学を見る限り、ある程度偏差値の高い大学に通っていないと内定を獲得するのは容易ではないと言えます。

しかし、上記大学に通っていなくても、内定を獲得するチャンスはあり、そのためには自己分析をしっかりと行い、ライバルとの差別化を十分に図る必要があります。

また、毎年の採用人数が50名ほどであり、人気大手企業であるアシックスにはたくさんの応募者が見込まれます。

その中で埋もれてしまわないようしっかりと対策を行いましょう。

自己分析は、ES・面接対策でも必須のものです。

当サイトでも、「自己分析とはそもそも何なのか」「自己分析の目的」「自己分析のやり方」まで解説し、この記事一つ読めば自己分析を完璧にできるものを書いています。

気になる方はぜひ読んでみてくださいね。

アシックスの新卒採用の選考フロー

エントリーシート
 ↓

説明会

 ↓

適性検査(SPI)

 ↓

複数回面接(対面またはオンライン)
 ↓

内々定

就職四季報2024版

選考フロー自体は一般的なものなので、追加で対策が必要になる項目は特にありません。

SPIは、多くの企業で採用されているWEBテストなので、しっかりと準備しておくことが大切です。

また、面接の対策やESなどのクオリティを上げていきたいという方には、就活エージェントの利用がおすすめです。

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以下の記事では、各サービスの特徴とおすすめ点をまとめてありますので、こちらから自分に合ったサービスに登録してみましょう。

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内定獲得のための必須対策

ここまでアシックスの採用大学や採用人数などの採用情報と、選考フローについて共有いたしました。

続いて本章では、アシックスから内定を得るためにすべき3つの対策事項を紹介します。

アシックスでなければダメだという明確な志望理由を示そう

他企業にも当てはまるような志望動機では「うちじゃなくてもいいのでは?」と思われる可能性が高いです。

そのため選考では、確固たる入社意思を伝えるための明確な志望理由が必要となります。

志望理由を考える際は「なぜスポーツ用品業界なのか」「なぜアシックスなのか」「興味のある部署はどこか」「キャリアビジョンは」という観点から、自らの経験と併せて志望理由を明確にしておくといいでしょう。

また、このような志望動機を作成するには、実際に働いている社員から話を聞けるOB訪問がおすすめです。

OB訪問では、先輩社員からざっくばらんに話が聞けます。

「なぜアシックスを選んだのか」「仕事の内容」「やりがい」「キャリアビジョン」などを聞くことで、実際に自分がアシックスで働くイメージを持つことができ、魅力的な志望動機を描くことができるでしょう。

しかし、OB訪問はどのようにすればいいか分からない方がほとんどだと思います。

「OB訪問の申し込み方法」「当日の流れ」「おすすめの質問例」「OB訪問後のお礼メール」まで解説している記事があるので、少しでも内定獲得の可能性を増やしたいという方はぜひ読んでみてくださいね。

説明会をおろそかにしない

アシックスの選考の中には、説明会も含まれています

説明会では実際に働いている社員さんのお話や、経営計画などには書かれていない実際のアシックスの現状であったりと様々な有益な情報が散りばめられています。

そこで得た情報と今まで調べた情報を照らし合わせて確認することも大切です。

また、説明会で得られた情報の中には、疑問に思う点もあるでしょう。

その疑問点をまとめておいて逆質問などの際に聞けるようにしておきましょう。

求められる人材とマッチするエントリーシートを書く

人気企業で、受ける人の多いアシックスで内定を獲得するには、ライバルと差別化することが大切になってきます。

ライバルと差別化を図ることができる最初の機会がエントリーシートです。

自己分析を行い自分の強みを明確にしアシックスの求める人材とマッチするようにエントリーシートを書きましょう。

アシックスでは、『自ら目標を設定、粘り強く達成する、ニーズ以上のものを提供、スポーツに関心のある』人材が求められています。

相手のニーズを把握して、それに応えるために自ら動いた経験や、自ら設定した目標を達成するためにがむしゃらに頑張った経験などを書きましょう。

就活ジョブジョブでは面接まで視野に入れた、内定にグッと近づけるガクチカ作成について解説している記事も書いています。

簡単4ステップで、面接対策にもなるガクチカの作成ができるようになるのでぜひ読んでみてください。

その他の気になる情報

アシックスの年収

就職活動では、高収入を志望動機にするのはタブーですが、実際は気になりますよね。

有価証券報告書の調べによると、令和3年の平均年収は866万円となります。

過去3年の平均年収は以下のようになります。

令和3年866万円
令和2年779万円
令和元年769万円
平成30年701万円

アシックスの初任給

アシックスの初任給は以下の通りです。

4年制大学卒/ 月給22万2,000円
大学院修士課程卒/ 月給23万5,000円

厚生労働省の調査によるとによると、令和2年度の新規学卒者の給与額は大学卒で22万6000円、大学院卒で25万5600円なので、アシックスの初任給は平均的といえます。

初任給と平均年収から、入社後数年での給与の伸びが大きいことがうかがえます。

アシックスの評価

実際にアシックスで働いている社員さんの評価も気になるところだと思います。

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待遇や、働きがい、人材育成などについて、社員のリアルなクチコミから知ることができます。

アシックスは、福利厚生も充実しており、高収入であること、また風通しの良さから、働きやすい環境が整っていると言えます。

最後に

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

今回は、アシックスの経営理念や将来性などの企業概要と、さらに採用フローや採用倍率などの採用情報についてまとめました。

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本記事の内容が、少しでも皆さんの就職活動をより良いものにできたら幸いです。

皆さんの就職活動を応援しております。