【サッポロビールの就職難易度は？】企業研究からES・面接対策まで徹底解説！！

2021年12月28日2023年9月1日

本記事では、サッポロビールの経営理念や、将来性、求める人材についてまとめることで、皆さんの企業研究をサポートします。

また、採用フローや採用大学、配属勤務地・部署についてもまとめており、サッポロビールから内定を獲得するためにすべき対策についても紹介しております。

就活生ならだれもが気になる、企業の平均年収や初任給、口コミについてもまとめてあるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

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企業概要

サッポロビール株式会社　公式HP

今回は、ビール業界のリーディングカンパニーである「サッポロビール株式会社(以下　サッポロビール)」について解説していきます。

サッポロビールは、ビール・ワイン・洋酒・焼酎といった様々なお酒を扱っている企業です。
　
ビール業界で売上高&シェアランキング国内4位に位置付けている大手企業です。
（サッポロHD）ビール市場が縮小し、ビール業界4位ながらも、売上を伸ばし続けている企業です。

そんなサッポロビールの基本情報は以下のようになっています。

経営理念

サッポロビールは、「お酒は、お客様の楽しく豊かな生活を、より楽しく豊かにできる」と信じています。

開拓使麦酒醸造所設立以来の、モノ造りへの想いや信念を忘れず将来に伝え、全ての企業活動を通して、新しい楽しさや豊かさをお客様に発見していただけるサッポロビールを目指します。

これが、サッポロビールの永遠の務めです。

サッポロビールは、お客様に「サッポロビールを選んでよかった」と言われる企業でありたいと考えます。

サッポロビール株式会社　公式HP

上記の企業理念は、次のようなことを伝えています。

モノ造りへの想いを大切にしながら、お酒というものを通してお客様の生活を豊かに、そして楽しくするということです。

サッポロビールは、創業以来の開拓者精神を非常に大切にしながら、「サッポロ生ビール黒ラベル」、「エビス」この２つのビールブランドをはじめとした全ての商品を磨き続けお客さまから選ばれ続ける企業を目指しています。

将来性

若者のアルコール離れと人口減少が予想される日本においてビールメーカーは将来を不安視される傾向にあります。

しかし、｢サッポロ生ビール黒ラベル｣のような売上が好調なブランド商品を更に伸ばし、地域限定商品や業務用商品などにも力を入れていくそうです。

酒税率改正を追い風として、「サッポロ生ビール黒ラベル」や「サッポロクラシック」などの既に確立されたブランドだけでなく、「エビス」シリーズのリニューアルを2021年に実施し、更なるブランド力の強化をおこなっています。

また、コロナの影響により家飲み需要が高まっているため、リーズナブルなお酒の提供というものにも力を入れています。

「男梅サワー」や「濃いめのレモンサワー」などのサワーの素を業務用・家庭用共にラインナップを拡大しています。

一方で健康意識が高まりノンアルコール飲料の市場拡大が起こっていますが、こちらにもビールテイスト飲料などを発売し新たな市場を開拓しています。

新たな市場を絶えず開拓し、創業以来培ってきたノウハウと共に新しい価値の提供をおこなっているサッポロビールの将来は安泰でしょう。

求めている人物像

「自燃型人材」

引用：サッポロビール　採用情報ページ

自燃とは、自ら燃え、その火を周囲にも伝えていくことで組織全体にも影響を与えられるような力のことを言っています。

受け身な人間ではなく、『主体的に失敗を恐れずに行動し、周りに良い影響を与え続けることのできる』人物が求められています。

そのため、サークルやバイトなどの自分が所属していた組織において、主体的に周りを巻き込んでチャレンジした経験をESや面接でアピールすると好印象でしょう。

就職難易度（採用・選考状況）

ここまでサッポロビールの経営理念や将来性、求める人物像を共有しました。

続いて本章では、サッポロビールの採用大学や採用人数などの採用情報と選考フローについて解説します。

採用大学

22年卒４月入社の現時点での採用実績校は以下のようになっております。

【大学院】
阪大学、九州大学、京都大学、慶應義塾大学、神戸大学、首都大学東京、東京大学、東京農工大学、東北大学、長崎大学、名古屋大学、北海道大学、早稲田大学

愛知大学、青山学院大学、岩手大学、小樽商科大学、関西大学、関西外国語大学、関西学院大学、学習院大学、慶應義塾大学、神戸大学、駒澤大学、上智大学、成蹊大学、中央大学、東北大学、東北学院大学、同志社大学、名古屋大学、日本大学、一橋大学、福岡大学、法政大学、明治大学、明治学院大学、立教大学、早稲田大学

参考：マイナビ2024年

採用人数

男女別・文理別の採用人数は以下のとおりです。

また、男女別の採用人数は以下のとおりです。

配属勤務地

21年4月入社者の配属勤務先は以下のようになっております。
（地名の横の数字は人数）

【総合職】
北海道3、福岡1、名古屋1、東京8、千葉1、埼玉1、大阪4

【技術職】
静岡3、千葉2

参考：就職四季報2023年版

配属部署

21年4月入社者の配属部署は以下のようになっております。
（部署名の横の数字は人数）

【総合職】
営業11、マーケティング4、経理2、法務1、SCM1

【技術職】
研究1、エンジニアリング2、パッケージング1、醸造1

参考： 就職四季報2023年版

採用大学を見る限り、幅広い大学から採用しています。
学歴フィルターの少ない素晴らしい企業です。

しかし、門が広いということは、全国の就活生の応募が予想されます。
採用倍率も相当のものになるでしょう。

採用倍率が高くなることは予想されますが、内定を獲得するチャンスは誰にでもあり、そのためには自己分析をしっかりと行い、ライバルとの差別化を十分に図る必要があります。

自己分析は、ES・面接対策でも必須のものです。

当サイトでも、「自己分析とはそもそも何なのか」「自己分析の目的」「自己分析のやり方」まで解説し、この記事一つ読めば自己分析を完璧にできるものを書いています。

気になる方はぜひ読んでみてくださいね。

採用倍率

総合職：111倍　技術職：246倍

就職四季報2023年版

総合職も技術職も100倍を超える倍率となっており、技術職に至っては、約250倍もの倍率になっております。

他の就活生に埋もれないように差別化することが必須となってきますね。

サッポロビールの新卒採用の選考フロー

エントリーシート
　↓

適性検査

　↓

GD（グループディスカッション）
　↓

個別面接2回（対面またはオンライン）
　↓

内々定

マイナビ2022

※選考フローは総合職と技術職によって異なります。

WEBテストの形式はSPIで、内容は言語・計数・性格です。
SPIは、様々な企業で採用されているテスト形式のためしっかりと対策をしておくと良いでしょう。

また、面接の対策やESなどのクオリティを上げていきたいという方には、就活エージェントの利用がおすすめです。

無料で就活コンサルタントにESの添削や面接の対策を依頼することができます。

以下の記事では、各サービスの特徴とおすすめ点をまとめてありますので、こちらから自分に合ったサービスに登録してみましょう。

内定獲得のための必須対策

ここまでサッポロビールの採用大学や採用人数などの採用情報と、選考フローについて共有いたしました。

続いて本章では、サッポロビールから内定を得るためにすべき３つの対策事項を紹介します。

｢開拓者精神｣を持ち新たなことに挑戦する心持ち

サッポロビールは開拓使麦酒造造所を設立し、日本人初の国産ビールを作ったという経歴があります。

そのため、サッポロビールは「開拓者精神」を持ち、新たなことに果敢に挑戦する姿勢が好まれるでしょう。

過去に新たなことに挑戦したことのある人はそのエピソードとともに熱意を思いっきりぶつけましょう。

たとえそのエピソードが成功していても失敗していても構いません。具体的なエピソードがあることが重要です！

面接では、チャレンジ精神、主体性、協調性などの総合的な面から判断されます。

就活ジョブジョブでは面接まで視野に入れた、内定にグッと近づけるガクチカ作成について解説している記事も書いています。

簡単４ステップで、面接対策にもなるガクチカの作成ができるようになるのでぜひ読んでみてください。

周りに影響を与えられた経験だけでなく、与えた経験を活かす

多くの人が周りから影響を受けたという経験があると思います。

この経験もすごく人物像を推し量るためには重要になってきますが、サッポロビールが大切にしているのは、周りにも影響を与えることができるという点です。

求める人物像にもあったように組織に対して影響力を持つ人物が好まれます。
実際に影響を与え、周りを変えた経験をひねり出して簡潔に答えられるようにしておきましょう。

相手のニーズを把握して、それに応えるために自ら動いた経験や、チームやバイト先の問題点に気づき、それを解決するために自ら動いた経験を書けるといいでしょう。

サッポロビールでなくてはならない理由を明確にしておく

ビール業界は大手4社がしのぎを削っている状態です。
その中でも市場独占率が最も低いのがサッポロビールです。

他のビール業界の大手企業に内定をもらった際にサッポロビールを蹴るという選択をされてしまいがちです。

そのため、内定をもらうためにはサッポロビールでなくてはならない理由を論理的かつ明確に伝えることが大切です。

この理由を考えるためには業界研究が必要不可欠になってきます。
加えて、第一志望であることを即座に答えられるようにしておきましょう。

また、このような志望動機を作成するには、実際に働いている社員から話を聞けるOB訪問がおすすめです。

OB訪問では、先輩社員からざっくばらんに話が聞けます。

「なぜサッポロビールを選んだのか」「仕事の内容」「やりがい」「キャリアビジョン」などを聞くことで、実際に自分がサッポロビールで働くイメージを持つことができ、魅力的な志望動機を描くことができるでしょう。

しかし、OB訪問はどのようにすればいいか分からない方がほとんどだと思います。

「OB訪問の申し込み方法」「当日の流れ」「おすすめの質問例」「OB訪問後のお礼メール」まで解説している記事があるので、少しでも内定獲得の可能性を増やしたいという方はぜひ読んでみてくださいね。

その他の気になる情報

サッポロビールの年収

就職活動では、高収入を志望動機にするのはタブーですが、実際は気になりますよね。

就職四季報2023年版の調べによると、令和2年の平均年収は789万円となります。

サッポロビールの初任給

サッポロビールの初任給は以下の通りです。

4年制大学卒／ 月給21万5000円
修士卒／事務職：月給21万5000円　技術職：23万2000円

厚生労働省の調査によるとによると、令和2年度の新規学卒者の給与額は大学卒で22万6000円、大学院卒で25万5600円なので、サッポロビールの初任給は比較的に平均であると言えます。

初任給と平均年収から、入社後数年での給与の伸びが大きいことがうかがえます。

サッポロビールの評価

実際にサッポロビールで働いている社員さんの評価も気になるところだと思います。

社員さんのクチコミによる企業の評価を知りたいならOpenworkがおすすめです。

待遇や、働きがい、人材育成などについて、社員のリアルなクチコミから知ることができます。

サッポロビールは、福利厚生も充実しており、高収入であること、また風通しの良さから、働きやすい環境が整っていると言えます。

最後に

最後まで読んでくださり、ありがとうございました！

今回は、サッポロビールの経営理念や将来性などの企業概要と、さらに採用フローや採用倍率などの採用情報についてまとめました。

また選考に向けて、「企業や採用情報を効率的に知りたい！」「オンライン選考の練習をしたい！」といった方には、JOBTVがオススメです。

スキマ時間に動画で情報収集できたり、オンライン選考は練習しているだけで、企業からの逆オファーもきちゃいます。

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本記事の内容が、少しでも皆さんの就職活動をより良いものにできたら幸いです。

皆さんの就職活動を応援しております。