【楽天の就職難易度は?】企業研究からES・面接対策まで徹底解説!!
本記事では、楽天の経営理念や、将来性、求める人材についてまとめることで、皆さんの企業研究をサポートします。
また、採用フローや採用大学についてもまとめており、楽天から内定を獲得するためにすべき対策についても紹介しております。
就活生ならだれもが気になる、企業の平均年収や初任給、口コミについてもまとめてあるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
また、楽天の採用資料・採用説明動画を見たい方・難易度が同じぐらいの企業を見つけたい方は、JOBTVを利用してみましょう。
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企業概要
今回は、日本国内有数のIT企業である「楽天グループ株式会社」(以降、楽天)について解説していきます。
楽天は、インターネット関連事業を複数展開する企業です。
インターネットショッピングモールである「楽天市場」や、旅行サイトの「楽天トラベル」など、複数の業種の企業を参加に持っており、今や日本で知らない人はいない企業になったのではないでしょうか?
そんな楽天の基本情報は以下のようになっています。
社名 | 楽天グループ株式会社 |
本社所在地 | 東京都世田谷区玉川一丁目14番1号 楽天クリムゾンハウス |
設立 | 1997年2月7日 |
代表取締役会長兼社長 | 三木谷 浩史 |
事業内容 | ・インターネット関連事業 ・不動産事業 ・スポーツ など |
資本金 | 2059億2400万円 |
従業員数 | 単体:7,390名 連結:23,841名 |
経営理念
イノベーションを通じて、人々と社会をエンパワーメントする
引用:楽天HP「企業理念」
上記のミッションは、次のようなことを伝えています。
常識にとらわれず、アイデアとイノベーションによって世界を変えていく企業であり続けるという意思表示ですね。
国内でのECサイトの展開や、最近では携帯事業への参入など、挑戦を続ける企業のあり方がミッションに現れています。
将来性
楽天は国内で知らない人がいないほど成長した企業であり、参加にさまざまな事業を持つ企業を有しています。
国内でプレゼンスを高めた今でも、さまざまな事業を立ち上げています。
そんな楽天が目指す事業の姿は、「楽天経済圏」に日本人を巻き込み、自社サービスによって包括的に人々の生活に溶け込んでいくという構想です。
そのために携帯キャリアや旅行、ゴルフなどの娯楽やスポーツ(Jリーグやプロ野球、海外サッカーやNBA)などに積極的に投資を続けています。
そのような企業の姿勢には、これからも成長を続け事業を拡大させる意図が汲み取れ、将来性も十分と言えるでしょう。
求めている人物像
私たちが1997年の創業以来ずっと基本理念として掲げてきた「Empowerment(エンパワーメント)」という言葉。
楽天市場というプラットフォームは、インターネットを通じて、誰もが公平にチャンスを掴める社会にしたい、社会や人にもっと活力を与えたい、そういった想いで始まりました。
私たちのアイデアで、チャレンジで、世界をもっと面白くしていこう。
引用:楽天 採用ページ(トップメッセージ)
Empowermentという合言葉に楽天の人材のあり方が現れていますね。
エンパワーメントとは、「組織の一人一人が本来持っている力を発揮し、自らの意思決定によって自発的な行動をする」ことです。
自立性を持ってしてアイデアを実現する、チャレンジャブルな方には打って付けです。
就職難易度(採用・選考状況)
ここまで楽天の経営理念や将来性、求める人物像を共有しました。
続いて本章では、楽天の採用大学や採用人数などの採用情報と選考フローについて解説します。
採用大学
青山学院大学、大阪大学、関西大学、関西学院大学、九州大学、京都大学、慶應義塾大学、神戸大学、国際基督教大学、上智大学、中央大学、東京工業大学、東京大学、東北大学、同志社大学、名古屋大学、一橋大学、法政大学、北海道大学、明治大学、立教大学、立命館アジア太平洋大学、立命館大学、早稲田大学
参考:リクナビ2022
採用人数
また、男女別の採用人数は以下のとおりです。
年度 | 男性 | 女性 |
21年 | 423名 | 3787名 |
20年 | 404名 | 373名 |
19年 | 218名 | 177名 |
採用予定学科
法学・政策系、経済・経営・商学系、社会・環境情報系、外国語・国際文化系、人文系、教育系、生活科学系、宗教・神学系、医療・保健系、芸術・音楽系、体育・スポーツ系、その他文系、機械系、数学系、電気・電子系、情報工学系、物理・応用物理系、建築・土木系、生物・生命科学系、化学・物質工学系、資源・地球環境系、農業・農学系、水産系、畜産・酪農系、薬学系(4年制)、薬学系(6年制)、商船系、医学・歯学系、獣医系、衛生医療・介護系、その他理系
引用:リクナビ2024「楽天:採用情報」
多種多様な学科から採用する予定があることから、どの学科の就活生でも内定を獲得チャンスがあると言えます。
一方で採用大学を見る限り、ある程度偏差値の高い大学に通っていないと内定を獲得するのは容易ではないと言えます。
しかし、上記大学に通っていなくても、内定を獲得するチャンスはあり、そのためには自己分析をしっかりと行い、ライバルとの差別化を十分に図る必要があります。
自己分析は、ES・面接対策でも必須のものです。
当サイトでも、「自己分析とはそもそも何なのか」「自己分析の目的」「自己分析のやり方」まで解説し、この記事一つ読めば自己分析を完璧にできるものを書いています。
気になる方はぜひ読んでみてくださいね。
採用倍率
〇 昨年度の採用人数(見込):301名
〇プレエントリー候補リスト登録人数:118,288名
引用:リクナビ2024「楽天:採用情報」
楽天の採用倍率は約360倍と算出できます。
これはリクナビのプレエントリー人数だけのデータで算出した数字なので、実際の倍率とは異なりますのでご参考程度にお考え下さい。
楽天の新卒採用の選考フロー
エントリーシート
↓WEBテスト
↓適性検査
↓面接(対面またはオンライン)
↓内々定
選考フロー自体は一般的なものなので、追加で対策が必要になる項目は特にありません。
しかし、適性検査については、楽天はEF-G1という特殊なWEBテストを採用しています。
地頭や発想を問うてくるようなテストで癖があるので、受ける前に例題などをリサーチしておきましょう。
また、面接の対策やESなどのクオリティを上げていきたいという方には、就活エージェントの利用がおすすめです。
無料で就活コンサルタントにESの添削や面接の対策を依頼することができます。
以下の記事では、各サービスの特徴とおすすめ点をまとめてありますので、こちらから自分に合ったサービスに登録してみましょう。
うまく使うことで志望企業への内定が近づくサービス
ジョブ兄が最もおすすめする就活エージェントです。上手く使用することで、就活を成功させることができます。大手やホワイト企業の紹介もあるので、登録しておくべきサービスです。
JobSpringを上手に使用する方法を解説しているので是非ご一読ください。
内定獲得のための必須対策
ここまで楽天の採用大学や採用人数などの採用情報と、選考フローについて共有いたしました。
続いて本章では楽天から内定を得るためにすべき3つの対策事項を紹介します。
楽天でなければダメだという明確な志望理由を示そう
他企業にも当てはまるような志望動機では「うちじゃなくてもいいのでは?」と思われる可能性が高いです。
そのため選考では、確固たる入社意思を伝えるための明確な志望理由が必要となります。
志望理由を考える際は「なぜ楽天なのか」「興味のある部門はどこか」「キャリアビジョンは」という観点から、自らの経験と併せて志望理由を明確にしておくといいでしょう。
また、具体的に「Amazonではなくてなぜ楽天か?」を聞かれる場合もあります。
正直楽天とアマゾンでは全く業態が異なるので、しっかり企業研究をしているかの問いですね。
楽天はECサイトだけでなく様々な事業によって経済圏を作り上げている一方で、あくまでAmazonは小売というサービスの根幹を崩さず拡大しています。
その辺りを理解しておきましょう。
また、このような志望動機を作成するには、実際に働いている社員から話を聞けるOB訪問がおすすめです。
OB訪問では、先輩社員からざっくばらんに話が聞けます。
「なぜ楽天を選んだのか」「仕事の内容」「やりがい」「キャリアビジョン」などを聞くことで、実際に自分が楽天で働くイメージを持つことができ、魅力的な志望動機を描くことができるでしょう。
しかし、OB訪問はどのようにすればいいか分からない方がほとんどだと思います。
「OB訪問の申し込み方法」「当日の流れ」「おすすめの質問例」「OB訪問後のお礼メール」まで解説している記事があるので、少しでも内定獲得の可能性を増やしたいという方はぜひ読んでみてくださいね。
事業と業種を正確に理解しよう
楽天の面接では、「なぜこの業種か?」「どの事業に配属されたいか?」が聞かれる場合があります。
そのためには、楽天の数ある事業に対して一定の理解を持ち、一貫した理由によって志望先を決めておく必要があります。
楽天の事業体はコーポレートサイトでわかりやすく説明されているので、一通り目を通しておきましょう。
自らの行動エンジンを明らかにする
楽天は、人材に「Empowerment」を求めるだけあって、「自ら考え、実行し、周りを巻き込んだ経験」を重要視します。
そのため、自らの行動のモチベーションはどのようなものであって、それが楽天では活かされるということが述べられるように準備しておきましょう。
ただ優秀なだけではなく、自らの行動や自立性を客観視できるような視野の広さを持ちましょう。
就活ジョブジョブでは面接まで視野に入れた、内定にグッと近づけるガクチカ作成について解説している記事も書いています。
簡単4ステップで、面接対策にもなるガクチカの作成ができるようになるのでぜひ読んでみてください。
その他の気になる情報
楽天の年収
就職活動では、高収入を志望動機にするのはタブーですが、実際は気になりますよね。
有価証券報告書の調べによると、令和2年の平均年収は745万円となります。
過去3年の平均年収は以下のようになります。
令和2年 | 745万円 |
令和元年 | 756万円 |
平成30年 | 720万円 |
楽天の初任給
楽天の初任給は以下の通りです。
月給30万円
厚生労働省の調査によるとによると、令和2年度の新規学卒者の給与額は大学卒で22万6000円、大学院卒で25万5600円なので、楽天の初任給は平均的といえます。
初任給と平均年収から、入社後数年での給与の伸びが大きいことがうかがえます。
楽天の評価
実際に楽天で働いている社員さんの評価も気になるところだと思います。
社員さんのクチコミによる企業の評価を知りたいならOpenworkがおすすめです。
待遇や、働きがい、人材育成などについて、社員のリアルなクチコミから知ることができます。
楽天は、福利厚生も充実しており、高収入であること、また風通しの良さから、働きやすい環境が整っていると言えます。
最後に
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
今回は、楽天の経営理念や将来性などの企業概要と、さらに採用フローや採用倍率などの採用情報についてまとめました。
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本記事の内容が、少しでも皆さんの就職活動をより良いものにできたら幸いです。
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